Modern Vampires of the City

モダン・ヴァンパイアズ・オブ・ザ・シティ

Modern Vampires of the City（モダン・ヴァンパイアズ・オブ・ザ・シティ）は、2013年5月14日にXLレコーディングスから発売されたアメリカ合衆国のインディーロックバンド、Vampire Weekend（ヴァンパイア・ウィークエンド）の3枚目のスタジオ・アルバム。 前作「Contra」のリリース後、ツアーやメンバー個人のソロ活動の期間を経て、2011年頃から再びバンドが集まってアルバムの制作が始まった。 過去2作でプロデューサーを務めたメンバーのRostam Batmanglij（ロスタム・バトマングリ）に加えて、新たにAriel Rechtshaid（アリエル・レヒトシェイド）をプロデューサーに起用しており、ピッチ・シフトなどこれまでの作品では見られなかった試みが多くなされた作品である。 USオルタナティヴチャートで過去最高の7位を記録した「Unbelievers」やリードシングルで同11位に入った「Diane Young」などのヒットソングを収録しており、ビルボードアルバムチャートで2作連続の1位を獲得、UKチャートでは最高3位、カナダでは1位だった。 第56回グラミー賞で「最優秀オルタナティヴアルバム賞」を受賞し、グラミー初戴冠を果たした。またローリング・ストーン誌やQマガジン、スピン誌、Time誌など多くの音楽誌によって2013年のベストアルバムの一つに選ばれている。