Earth, Wind & Fire

アース・ウィンド・アンド・ファイアー

バイオグラフィー
アース・ウィンド・アンド・ファイアーは1969年にアメリカ合衆国のシカゴで結成されたバンドで、20世紀で最も成功したグループの一つである。ホーンセクションのダイナミックな音やカリンバという楽器を使うことで知られており、R&B、ソウル、ジャズ、ポップス、ロック、ファンク、ディスコなど多種多様な音楽ジャンルを融合させた独特の音楽性が特徴的で、パワフルかつ細部まで気を配ったライブも評価が高く、ローリング・ストーン誌には「黒人ポップスの音楽を変えた」と評されている。「EWF」と略されることもある。ボーカルのモーリス・ホワイトを中心として結成され、10人前後の人数が活動している大所帯バンドである。これまでにグループとして6度のグラミー賞を受賞しており、モーリス・ホワイトともう一人のボーカルであるフィリップ・ベイリーは、個人としてもそれぞれ1度ずつグラミー賞を獲得している。ロックの殿堂だけでなくヴォーカルグループの殿堂にも入っており、これまでに世界中で9000万枚以上のアルバムセールスを記録している。1971年のデビューアルバム「Earth, Wind & Fire」以来、数枚のアルバムリリースを経て、徐々にファンを獲得していき、1975年の映画サントラアルバム「That's the Way of the World」で初の全米アルバムチャート1位を獲得する。以後、1981年の「Raise!」まで、6枚連続でアルバムが全米チャートトップ10入りするなど、人気を誇った。しかし、徐々に人気に陰りが見え始めたことで、バンドは方向転換を余儀なくされ、1983年の「Electric Universe」ではバンドの売りだったホーンセクションを捨て、当時ほとんど浸透していなかった電子音楽を他に先駆けて取り入れる。しかし人気は回復せずに、バンドは活動を停止してメンバーはソロ活動へ移行する。1987年から活動を再開し、モーリスが歌手活動をやめてプロデューサーに専念するなど体制変更を行ったが、かつての人気を取り戻すことはできなかった。オバマ大統領による新政権が最初に行った社会交流イベントに招かれ、ホワイトハウスでパフォーマンスを行った。2013年から22年ぶりにかつて所属していたコロムビア・レコードに復帰し、約8年ぶりとなる新アルバム「Now, Then & Forever」をリリースした。

Earth, Wind & Fire

アース・ウィンド・アンド・ファイアー

Earth, Wind & Fire (アース・ウィンド・アンド・ファイアー)の画像
ジャンル: ファンク
活動期間: 1971年 ~ 活動中
ミューボの邦楽/J-POP版

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