Red Hot Chili Peppers

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ

バイオグラフィー

レッド・ホット・チリ・ペッパーズは1983年にアメリカ合衆国のロサンゼルスで結成されたロックバンドで、日本では「レッチリ」の愛称で知られている。ファンク要素の強いロックに、パンクロック、サイケデリック・ロックなどの要素を加えた音楽性が特徴的である。ライブの際にはより即興演奏を取り入れたスタイルで行うことで有名。ボーカルのアンソニー・キーディスを中心とした4人組だが、2009年には「現代の三大ギタリスト」の一人に数えられるカリスマギタリストのジョン・フルシアンテが脱退し、新しくジョシュ・クリングホッファーが加入している（ジョンは1992年にも薬物問題で脱退→その後復帰しており、実際は2度目の脱退である）。その他のメンバーでは、その才能を高く評価されている天才ベーシストのフリー、ドラマーのチャド・スミスがいる。レッチリは、他にも薬物によるメンバーの死亡、衝突による脱退、新加入から4日での解雇など、多くのメンバー変更があるバンドでもある。これまでに全世界で8000万枚以上のセールスを記録し、さらに音楽の最高峰であるグラミー賞でも7度の栄冠に輝いており、名実ともに歴史上最も成功したロックバンドの一つであり、2012年にはロックの殿堂入りを果たしている。ワーナー・ブラザーズ・レコードとの契約後、1991年に発表した5thアルバムの「Blood Sugar Sex Magik」が最初のヒット作であるが、その後の1999年に発売した「Californication」が世界で1500万枚以上のセールスを記録する大ヒットとなり、その人気を不動のものにした。その後「By the Way」も世界で1000万枚を超える大ヒット、さらに2006年には2枚組アルバム「Stadium Arcadium」で初の全米チャート1位を獲得した。その後しばらく活動停止期間があったが、2011年には10枚目となるアルバム「I'm with You」を発表し、世界18ヶ国のチャートで1位を獲得、2年間もの大規模ツアーを行うなど、変わらぬ人気ぶりを見せている。2014年にはスーパーボウルのハーフタイムに行われるライブにおいてブルーノ・マーズと共演し、1億1500万人の視聴者を獲得した。

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