Back to Basics

バック・トゥ・ベーシックス

Back to Basicsは、2006年8月に発売された、アメリカ合衆国の人気女性シンガー、Christina Aguilera（クリスティーナ・アギレラ）の5作目となる2枚組アルバムである。DJプレミアなどの名プロデューサーに並んで、アギレラ自身が総合プロデューサーとして名前を連ねている。全世界で450万枚のセールスを記録しているヒットアルバムである。これまでのポップス主体の音楽性とは違い、オーティス・レディングやエタ・ジェイムズなど、1920～40年代のレトロな名アーティスト達に影響を受け、よりジャズやソウルを多く取り入れた作品となっている。2枚組のうち、あとの1枚はライブレコーディングによって録音されたものである。このアルバムは第49回グラミー賞のベストポップボーカルアルバムにノミネートされ、さらに収録されているシングル曲「Ain't No Other Man」は最優秀女性ポップボーカルパフォーマンス賞を見事に受賞した。セールス面でも、初週に前作を上回る34万枚を売り上げてビルボードで初登場1位になるなど15ヶ国のチャートで首位となった。