Blonde on Blonde

ブロンド・オン・ブロンド

Blonde on Blonde（ブロンド・オン・ブロンド）は、1966年5月16日にコロムビア・レコードから発売されたアメリカ合衆国のシンガーソングライター、Bob Dylan（ボブ・ディラン）の7枚目となる2枚組スタジオアルバム。 ロック音楽としては当時非常に珍しかった2枚組のアルバムで、前作と同じくBob Johnston（ボブ・ジョンストン）がプロデューサーを務め、「Bringing It All Back Home」、「Highway 61 Revisited」と2作続いたロック調アルバムの流れを引き継ぎ、「ロック3部作」の最後を飾る作品となっている。 ビルボードで2位を獲得した「Rainy Day Women #12 & 35」や同20位の「I Want You」などのヒットシングルに加え、ディランの最高傑作の一つに数えられる「Just Like a Woman」「Visions of Johanna」などの名曲を収録しており、UKチャートでは最高3位、全米ビルボードアルバムチャートでは最高9位に入り、アメリカ国内で200万枚を超えるセールスを記録した。 ローリング・ストーン誌による「音楽史上の偉大な500のアルバム」では9位に選ばれている。 1999年にディランの作品としてははじめて、「グラミーの殿堂」入りを果たした。