Bridge over Troubled Water
明日に架ける橋
Simon & Garfunkel (サイモン&ガーファンクル)
Bridge over Troubled Water(明日に架ける橋)は、1970年1月26日にコロムビア・レコードから発売されたアメリカ合衆国のフォークロックデュオ、Simon & Garfunkel(サイモン&ガーファンクル)の5枚目の、そして最後のスタジオ・アルバム。
前作と同じく、デュオのPaul Simon(ポール・サイモン)とArt Garfunkel(アート・ガーファンクル)の2人とRoy Halee(ロイ・ハリー)がプロデューサーを務めており、これまでの作品よりさらに創造的なサウンドを追求し、ロック、R&B、ゴスペル、ジャズ、ポップスなど多種多様なジャンルの要素を取り入れている。
全米/全英の両チャートで1位を獲得した、アルバムのタイトル曲である「Bridge over Troubled Water」、シングルトップ10入りした「The Boxer」「Cecilia」など多くのヒット曲を収録しており、ビルボードアルバムチャートで10週に渡って1位を獲得、アメリカ国内で800万枚以上を販売した。
またUKチャートでは35週に渡って1位を獲得したほか世界の10ヶ国以上のチャートで首位となり、全世界で2500万枚以上という驚異的なセールスを記録した。
第13回グラミー賞では「アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞。さらにリードシングルの「Bridge over Troubled Water」が「レコード・オブ・ザ・イヤー」「ソング・オブ・ザ・イヤー」「最優秀コンテンポラリーソング賞」など5部門で受賞し、合わせて6冠に輝いた。
ローリング・ストーン誌による「音楽史上の偉大な500のアルバム」で第51位に選出されている。