Bringing It All Back Home
ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム
Bob Dylan (ボブ・ディラン)
Bringing It All Back Home(ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム)は、1965年3月22日にコロムビア・レコードから発売されたアメリカ合衆国のシンガーソングライター、Bob Dylan(ボブ・ディラン)の5枚目のスタジオアルバム。
前2作と同じくTom Wilson(トム・ウィルソン)がプロデューサーを務め、ほぼ全曲がアコースティックだった前作「Another Side of Bob Dylan」に比べ、ディスクがエレキ面とアコースティック面に分かれた構成となっている。
エレキ面はこれまでのディランのフォーク路線から大きく異なる作風であり、アコースティック面では、ディランの特徴であった政治的問題への反抗を取り扱ったテーマから離れた歌詞が多く見られる。
Ukチャートでは「The Freewheelin' Bob Dylan」以来となる1位を獲得し、ビルボードアルバムチャートでは初のトップ10入りを果たし、過去最高となる6位に入った。
ローリング・ストーン誌による「音楽史上の偉大な500のアルバム」では31位にランクした。
2006年にディランの作品としては通算3枚目となる、「グラミーの殿堂」入りを果たし、収録シングルの名曲「Mr. Tambourine Man」もディラン楽曲としては史上3曲目の「グラミーの殿堂」に認定された。