El Camino

エル・カミーノ

El Camino（エル・カミーノ）は、2011年12月6日にノンサッチ・レコードから発売されたアメリカ合衆国のロックデュオ、The Black Keys（ザ・ブラック・キーズ）の7枚目のスタジオアルバム。 前作までと同様に、ザ・ブラック・キーズの2人とDanger Mouse（デンジャー・マウス）がプロデューサーとして制作が行われており、The Clash（ザ・クラッシュ）、The Cramps（ザ・クランプス）、T. Rex（T・レックス）、Ramones（ラモーンズ）、The Beatles（ビートルズ）といったアーティストから影響を受けた、1950年代～70年代頃に流行したロックンロール、グラム・ロック、ロカビリー、サーフ・ロック、ソウルなどの要素を多く取り入れた作品となっている。 発売初週に20万枚のセールスを記録し、ビルボードアルバムチャートでは過去最高の2位を獲得、アメリカ国内で140万枚を売り上げたほか、UKチャートで初のトップ10入りとなる6位、オーストラリアで過去最高の3位に入るなど、これまでのキャリアで最大のヒットとなった。 第55回グラミー賞において6部門でノミネートされ、「アルバム・オブ・ザ・イヤー」ではMumford & Sons（マムフォード＆サンズ）の「Babel」に敗れ惜しくも初受賞は逃したが、初の「最優秀ロックアルバム賞」を受賞。さらにリードシングルの「Lonely Boy」がレコード・オブ・ザ・イヤーなど3部門にノミネートされ、見事に「最優秀ロックパフォーマンス賞」と「最優秀ロックソング賞」の2冠に輝いた。