Get a Grip

ゲット・ア・グリップ

Get a Grip（ゲット・ア・グリップ）は、1993年4月20日に発売されたアメリカ合衆国のロックバンド、Aerosmith（エアロスミス）の11枚目のスタジオ・アルバムで、ゲフィン・レコードからリリースされた最後のアルバム。 「Permanent Vacation」以来、エアロスミスの復活を牽引してきた「Bruce Fairbairn（ブルース・フェアバーン）が3作連続でプロデューサーを務め、外部からDesmond Child（デズモンド・チャイルド）やJim Vallance（ジム・ヴァランス）をはじめとする多くの有名ソングライターを起用している。 ビルボードアルバムチャートで初の1位を獲得し、アメリカ国内で前作「Pump」に並ぶ700万枚を売り上げたほか、UKチャートでも過去最高の2位に入るなど全世界で2000万枚以上という爆発的なセールスを記録しており、2014年現在までのエアロスミスのキャリアで最も成功したアルバムである。 第36回、37回のグラミー賞で、「Livin' on the Edge」「Crazy」の2曲が「最優秀ロックパフォーマンス賞」を受賞したほか、「Cryin'」が「最優秀ロックソング賞」に、「Boogie Man」が「最優秀ロックインストゥルメンタルパフォーマンス賞」にそれぞれノミネートされた。 ヘヴィメタル雑誌「Metal Edge」の読者投票で1993年度のベストアルバムに選ばれた。