Hesitation Marks

ヘジテイション・マークス

Hesitation Marks（ヘジテイション・マークス）はアメリカ合衆国のインダストリアル・ロックバンド、Nine Inch Nails（ナイン・インチ・ネイルズ）の8枚目のスタジオアルバムで、前作「The Slip」から5年ぶりとなる2013年8月30日にコロムビア・レコードから初めて発売された。 直近2作ではインディーズでのリリースが続いていたために、メジャー発売のアルバムとしては2007年の「Year Zero（イヤー・ゼロ～零原点）」以来6年ぶりとなる。 唯一のシングル曲「Came Back Haunted」を収録しており、発売初週で10万枚をセールスし、ビルボードアルバムチャートでは2007年の「Year Zero」以来のトップ5入りとなる最高3位を記録した。またUKチャートではデビュー以来最高の2位に入った。 第56回グラミー賞で「最優秀オルタナティヴアルバム賞」にノミネートされたが、Vampire Weekend（ヴァンパイア・ウィークエンド）の「Modern Vampires of the City」に敗れ、惜しくも受賞は逃した。 ローリング・ストーン誌、ステレオガム、スピン誌など様々な音楽評論誌で2013年度のベストアルバムの1枚に選ばれるなど高い評価を得ている。