The Game

ザ・ゲーム

The Game（ザ・ゲーム）は1980年6月30日に発売されたイギリスのロックバンド、Queen（クイーン）の8枚目のスタジオ・アルバム。 プロデューサーとして新たにMack（マック）が起用され、前作「Jazz」に比べてよりポップス要素が強いアルバムとなっており、クイーンの作品としては初めてシンセサイザーが用いられている。 「Crazy Little Thing Called Love」「Another One Bites the Dust」というUSビルボードシングルチャートで1位を獲得した2曲を含む全5曲のシングルを収録しており、ビルボードで初の1位を獲得、アメリカ国内で450万枚以上を販売した。またUKアルバムチャートでは1976年の「A Day at the Races（華麗なるレース）」以来となる1位を獲得するなど世界的なヒットとなり、これまでに全世界で1200万枚のセールスを記録している。 第23回グラミー賞で「Another One Bites the Dust」が「最優秀ポップヴォーカルパフォーマンス賞」にノミネートされ、プロデューサーのマックが「プロデューサー・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされた。 Outマガジンによる「業界人が最も感銘を受けたアルバム」の企画投票で28位にランクインした。