The Miseducation of Lauryn Hill
ミスエデュケーション
Lauryn Hill (ローリン・ヒル)
The Miseducation of Lauryn Hill(ミスエデュケーション)は、1998年8月25日にラフハウス・レコードとコロムビア・レコードから発売されたアメリカ合衆国の女性シンガー、Lauryn Hill(ローリン・ヒル)のソロデビューアルバム。
メインヴォーカルを務め一世を風靡した人気ヒップホップグループ、Fugees(フージーズ)の解散、結婚、出産、など公私の様々な変化を経て満を持してリリースしたソロデビュー作品である。
ネオソウルが主体のサウンドとなっており、R&B、ヒップホップ、ソウル、レゲエなど様々な要素を取り入れたものとなっており、アルバムのタイトルは1933年発売の書籍「The Mis-Education of the Negro」から取られている。
全米No1シングル「Doo Wop (That Thing)」やUKシングル4位の「Ex-Factor」、全米35位の「Everything Is Everything」などのヒットシングルを収録しており、女性アーティストとして当時新記録となる発売初週42万枚のセールスを記録し、ビルボードアルバムチャートでは初登場1位を獲得した。これまでにアメリカ国内で800万枚、全世界で1800万枚以上を販売しているメガヒットアルバムである。
第41回グラミー賞では「アルバム・オブ・ザ・イヤー」「最優秀新人賞」「最優秀R&Bアルバム賞」、さらに「Doo Wop (That Thing)」による「最優秀R&Bソング賞」「最優秀女性R&Bヴォーカルパフォーマンス賞」の合わせて5冠に輝いた。
ローリング・ストーン誌による「音楽史上の偉大な500のアルバム」では312位、同誌の「1990年代のベストアルバム100」では5位、Qマガジンの「歴代ベストアルバム100」では20位に、それぞれ選出された。
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