Toys in the Attic

闇夜のヘヴィ・ロック

Toys in the Attic（闇夜のヘヴィ・ロック）は、1975年4月8日にコロムビア・レコードから発売されたアメリカ合衆国のハードロックバンド、Aerosmith（エアロスミス）の3枚目のスタジオ・アルバム。 前作から引き続き、プロデューサーにはJack Douglas（ジャック・ダグラス）が起用されており、ジャケットデザインについては、当初はヴォーカルのSteven Tyler（スティーヴン・タイラー）のアイデアにより、「テディ・ベアがリストカットして中身の綿が床に散らばっている」という斬新なものが検討されていたが、結局現在のものに落ち着いた。 「Sweet Emotion」「Walk This Way」、アルバムタイトルにもなっている「Toys in the Attic」など、エアロスミスの代表曲が収録されており、ビルボードアルバムチャートでは過去最高の11位に入り、アメリカ国内だけで800万枚ものセールスを記録しする大ヒットとなった。 Led Zeppelin（レッド・ツェッペリン）とThe Rolling Stones（ローリング・ストーンズ）を融合させたようなサウンドと、SEXをテーマにしたこれまでにない歌詞によって、ハードロックを象徴する作品であると高い評価を受けている作品で、ローリング・ストーン誌による「音楽史上の偉大な500のアルバム」において229位に選出された。