West Ryder Pauper Lunatic Asylum
ルナティック・アサイラム
Kasabian (カサビアン)
West Ryder Pauper Lunatic Asylum(ルナティック・アサイラム )は、2009年6月5日に発売されたイギリスのインディーロックバンド、Kasabian(カサビアン)の3枚目のスタジオ・アルバム。
前作「Empire」のレコーディング期間中にこれまでソングライターを務めてきたChristopher Karloff(クリストファー・カルロフ)が脱退したことに伴い、今作では初めてギタリストのSergio Pizzorno(セルジオ・ピッツォーノ)が主にソングライティングを担当した。
UKシングル3位を記録したカサビアンの代表曲の一つ「Fire」が収録されており、UKアルバムチャートで2作連続の1位を獲得し、アイルランドで4位、日本では12位に入った。
2010年のブリット・アワードで「最優秀アルバム賞」にノミネートされたが、Florence + the Machine(フローレンス+ザ・マシーン)の「Lungs」に敗れ惜しくも受賞はならなかった。また同年のNMEアワードでは「最優秀アルバム賞」と「最優秀アルバムアートワーク賞」の2冠に輝いたほか、Qマガジンの読者投票で2009年のベストアルバムに選ばれ、マーキュリー賞にもノミネートされた。