Pet Shop Boys

ペット・ショップ・ボーイズ

バイオグラフィー

ペット・ショップ・ボーイズはイギリスのエレクトロポップデュオである。これまでに世界中でトータル5000万枚以上のセールスを記録している。イギリスで最も成功したデュオとしてギネス認定されているイギリスのグラミー賞と言われるブリット・アワードをこれまでに3度受賞しており、UKシングルチャートで30位以内に入った曲は42曲もあり、そのうち22曲はトップ10入り、さらにその中の4曲は1位を獲得している。2009年のブリット・アワードでは、音楽の発展に多大な貢献をしたとして表彰されている。ロンドンの楽器屋で偶然出会ったニール・テナントとクリス・ロウの2人によって1981年に結成。2人で地道に楽曲作りを続ける中、テナントが勤めていた「Smash Hits」という雑誌の仕事で、ニューヨークでポリスにインタビューしたことが2人にとって大きな転機になる。プロデューサーのBobby Oと出会い、エレクトロニック・ダンスミュージックの一つであるHi-NRG（ハイエナジー）のデモテープを聴いて衝撃を受けたことがきっかけで、2人はBobby Oと一緒に同ジャンルの音楽を作り始める。1984年にはデビューシングルとなる「West End Girls」を発売、ロサンゼルスとサンフランシスコのクラブを中心に話題となる。翌年、長い話し合いの末にBobby Oと決別し、パーロフォンと契約し再出発する。当初は曲を出してもなかなかチャートで伸びないという状況だったが、2人はそれに臆せずに活動を続ける。10月にWest End Girlsの再録版をリリース、最初はなかなか売上が伸びなかったが、徐々に話題となりロングヒットとなる。結果的に全米チャートだけでなく、世界の8ヶ国で1位を獲得するヒットとなり150万枚を売り上げた。現在でもこの曲はペット・ショップ・ボーイズのキャリアの中で最も成功したシングル曲である。その勢いのままに1988年にはデビューアルバム「Please」してスマッシュヒットとなる。この年にはヨーロッパツアーも行い、デュオにとって飛躍の年となった。その後もコンスタントにアルバムをリリースしており、現在までヒット曲を出し続けている。

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