How to Dismantle an Atomic Bomb
ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・アトミック・ボム
U2 (ユーツー)
How to Dismantle an Atomic Bomb(ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・アトミック・ボム)は、2004年11月22日に発売されたアイルランドのロックバンド、U2の11枚目のスタジオアルバム。
前作「All That You Can't Leave Behind」と同じく、1990年代の作品で追及していたオルタナティヴ・ロックやダンス音楽を取り入れた実験的な音楽ではなく、U2が最も得意とする王道ロックサウンドを展開している。
プロデューサーには、Brian Eno(ブライアン・イーノ)、Daniel Lanois(ダニエル・ラノワ)、Flood(フラッド)らと共に、U2の初期作品を手掛けていたSteve Lillywhite(スティーヴ・リリーホワイト)が1983年の「War」以来21年ぶりに参加している。
UKシングル1位を獲得した「Vertigo」「Sometimes You Can't Make It on Your Own」という世界的なヒット曲を収録しており、4作連続となるUKチャート、全米ビルボード、カナダ、オーストラリアなど、世界の主要チャートの全てで1位を獲得するなど大ヒットし、これまでに全世界で900万枚のセールスを記録している。
第47回、48回のグラミー賞において、「The Joshua Tree」以来16年ぶり2度目の「アルバム・オブ・ザ・イヤー」、「最優秀ロックアルバム賞」、「Vertigo」による「最優秀ロックソング賞(2005年)」など3部門、「Sometimes You Can't Make It on Your Own」による「ソング・オブ・ザ・イヤー」など2部門、「City of Blinding Lights」による「最優秀ロックソング賞(2006年)」など合計8冠に輝いた。
ローリング・ストーン誌の「2000年代のベストアルバム100」では68位にランクインしている。