Like a Virgin

ライク・ア・ヴァージン

Like a Virgin（ライク・ア・ヴァージン）はアメリカ合衆国の女性シンガーソングライター、Madonna（マドンナ）の2枚目のスタジオ・アルバム。 1984年11月12日にワーナー・ブラザーズ傘下のサイアー・レコードから発売された。 当時のマドンナの恋人であるStephen Bray（スティーヴン・ブレイ）もプロデューサーの一人として参加しており、またマドンナ自身も本人の強い要望によりプロデューサーとして制作に参加したが、ワーナーブラザーズにはマドンナに制作の主導権を与えたくない意向があり、最終的にNile Rodgers（ナイル・ロジャース）が中心となって制作が行われた。 全体的にはダンス・ポップが中心だが、ニュー・ウェーヴの要素が大きく取り入れられている。 「Like a Virgin」「Material Girl」「Into the Groove」などマドンナの代表曲が数多く収録されており、ビルボードアルバムチャートでは初の1位を獲得するなど、米国内だけで1000万枚の売上を達成、全世界で2100万枚という驚異的なセールスを記録した。 「Like a Virgin」は、前作でブレイクしたマドンナが自身の力を改めて世に示し、世界のトップアーティストとしての地位を確固たるものにした作品である。