Never Mind the Bollocks, Here's the Sex Pistols

勝手にしやがれ!!

Never Mind the Bollocks, Here's the Sex Pistols（勝手にしやがれ!!）は、1977年10月27日にヴァージン・レコードから発売されたイギリスのパンクロックバンド、Sex Pistols（セックス・ピストルズ）のデビューアルバム、そして唯一のスタジオ・アルバム。 リリースからわずか3ヶ月後にヴォーカルのJohnny Rotten（ジョニー・ロットン）が脱退してしまったために、最初で最後のアルバムとなった。 ロックの歴史上で最も重要なアルバムの一枚と見なされており、現在に至るまでのパンクロック及びそこから派生した音楽ジャンルに大きな影響を与えている作品である。 「Anarchy in the U.K.」「God Save the Queen」「Holidays in the Sun（さらばベルリンの陽）」「Pretty Vacant」などセックス・ピストルズの代表曲が多く収録されており、UKアルバムチャートで1位を獲得した。 ローリング・ストーン誌の「音楽史上の偉大な500のアルバム」では41位に、「音楽史上の偉大な100のデビューアルバム」では7位に、それぞれ選ばれており、同誌によって1968～1987年の20年間におけるアルバムの中で、The Beatles（ビートルズ）の名盤「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」に次いで2位に認定された。