The Great Rock 'n' Roll Swindle
ザ・グレイト・ロックン・ロール・スウィンドル
Sex Pistols (セックス・ピストルズ)
The Great Rock 'n' Roll Swindle(ザ・グレイト・ロックン・ロール・スウィンドル)は、1979年2月26日にヴァージン・レコードから発売されたイギリスのパンクロックバンド、Sex Pistols(セックス・ピストルズ)の2枚組アルバムで、1980年公開のドキュメンタリー映画「The Great Rock 'n' Roll Swindle」のサウンドトラック・アルバム。
アルバムの発売前にすでにバンドは解散状態となっており、ヴォーカルのJohn Lydon(ジョン・ライドン)は実際のレコーディングには参加しておらず、1976年にレコーディングされたデモセッションが音声パートとして使用され、ドラマーのPaul Cook(ポール・クック)とギタリストのSteve Jones(スティーヴ・ジョーンズ)の2人が新たに録り直した楽器パートと合わせて完成に至った。
ベーシストのSid Vicious(シド・ヴィシャス)がヴォーカルを務め、共にUKシングル3位に入った「Something Else」と「C'mon Everybody」、大列車強盗事件の犯人であるRonnie Biggs(ロナルド・ビッグズ)がヴォーカルを担当しUK7位の「No One Is Innocent」、ポールがヴォーカルを担当しUK6位を獲得した「Silly Thing」など多くのヒットシングルを収録しており、UKアルバムチャートでは最高7位を記録した。