Pinkerton

ピンカートン

Pinkerton（ピンカートン）は1996年9月24日にDGCレコードから発売された、アメリカ合衆国のオルタナティヴロックバンド、Weezer（ウィーザー）の2枚目のスタジオ・アルバム。 デビュー作「Weezer (The Blue Album)」の後、ウィーザーは「Songs from the Black Hole」というSFロックオペラのアルバムの作ろうとしたが、制作が途中で頓挫してアルバムは未完成に終わり、Pinkertonが制作されることになった。 ほとんどの楽曲はヴォーカルのRivers Cuomo（リヴァース・クオモ）がハーバード大学在学中に作ったものであり、学生生活の間をぬって今作のレコーディングが行われ、バンドのメンバーによるセルフ・プロデュースで制作が行われた。 ベーシストのMatt Sharp（マット・シャープ）が参加した最後の作品。 タイトルの「Pinkerton」はオペラ作品「Madama Butterfly（蝶々夫人）」に登場するBF Pinkertonというキャラクターから取られており、日本の文化に大きな影響を受けた作品となっている。 ビルボードアルバムチャートでは最高19位、UKチャートでは最高43位。アメリカ国内で85万枚、全世界で160万枚というセールスを記録した。 ローリング・ストーン誌による「90年代の偉大な100のアルバム」で48位に選ばれた。