True Blue

トゥルー・ブルー

True Blue（トゥルー・ブルー）はアメリカ合衆国の女性シンガーソングライター、Madonna（マドンナ）の3枚目のスタジオ・アルバム。 1986年6月30日にワーナー・ブラザーズ傘下のサイアー・レコードから発売された。 マドンナが当時の夫であった俳優のSean Penn（ショーン・ペン）にインスピレーションを受け、また捧げた作品であり、前作に続きマドンナ本人がプロデューサーの一人として参加して全曲で共作している。 前作「Like a Virgin」のメガヒットに続く作品であり、当時まだマドンナに懐疑的だった層を新たに取り込みたいという狙いがあった。そのため、新たにクラシック音楽の要素を取り入れるなど、新しい試みがいくつもなされ、音楽的にこれまでのアルバムとはかなり異なる作品となっている。 「Papa Don't Preach」「Live to Tell」「Open Your Heart」というシングルチャート1位を記録したヒットシングルを3曲収録しており、ビルボードアルバムチャートでは2作連続となる1位を獲得した。 さらに当時の記録となる世界28ヶ国のチャートで1位を獲得、ヨーロピアンアルバムチャートでは34週連続1位、1986年度の世界アルバム売上第1位、1980年代に発売された女性アーティストによるアルバムで売上第1位など、記録づくめのメガヒットとなり、これまでに世界で2500万枚という圧倒的なセールスを記録している。