Mylo Xyloto

マイロ・ザイロト

Mylo Xyloto（マイロ・ザイロト）は2011年10月19日にパーロフォンから発売された、イギリスのオルタナティヴロックバンド、Coldplay（コールドプレイ）の5枚目のスタジオ・アルバム。 前作から引き続き、有名音楽プロデューサーのBrian Eno（ブライアン・イーノ）を中心に制作されており、架空のストーリー（サイレンシアという世界を舞台に、政府と人民との間で起こった音と色を巡る戦争や、マイロとザイロトという二人の人物の物語）を元にした壮大なロック・オペラをテーマにしたコンセプト・アルバムである。 UKアルバムチャートではデビューから5作連続の首位に加え、全米ビルボードを始めとする世界の34ヶ国のチャートで1位を獲得し、全世界で800万枚のセールスを記録した。 第55回グラミー賞では「最優秀ロックアルバム賞」にノミネートされたが、The Black Keys（ザ・ブラック・キーズ）の「El Camino」に敗れ、惜しくも受賞は逃した。 2012年ブリット・アワードでは9年ぶりに「最優秀グループ賞」を受賞し、ノミネートされた「最優秀アルバム賞」でも「X&Y」以来となる受賞を期待されたが、Adele（アデル）の大ヒットアルバム「21」に惜しくも敗れた。 グラミー賞にノミネートされた「Paradise」「Every Teardrop is a Waterfall」「Charlie Brown」の3曲に加え、人気女性シンガーのRihanna（リアーナ）と共演した「Princess of China」など多くのヒットシングルを収録している。