Icky Thump
イッキー・サンプ
The White Stripes (ザ・ホワイト・ストライプス)
Icky Thump(イッキー・サンプ)は2007年6月15日に発売されたアメリカ合衆国のオルタナティヴロック・デュオ、The White Stripes(ザ・ホワイト・ストライプス)の6枚目の、そして最後のスタジオアルバム。
ワーナー・ブラザーズ・レコードからリリースされた唯一のアルバムで、制作プロデュースは全てヴォーカル&ギターを担当するJack White(ジャック・ホワイト)によって行われており、2003年の「Elephant」までで見られたパンク、ガレージ・ロック、ブルースを主体とした音楽に回帰し、フォーク、アヴァンギャルドなどこれまでにない要素が新たに取り入れられた作品となっている。
シングルとしてはアルバムの名前にもなっているリードトラックの「Icky Thump」が過去最高のヒットを記録し、USビルボードで過去最高の26位、UKチャートでも過去最高の2位に入った。
発売初週に22万枚以上を販売し、ビルボードアルバムチャートで過去最高の2位に入り、UKチャートでは2003年の「Elephant」以来2度目のとなる1位を獲得した。
第50回グラミー賞で「最優秀オルタナティヴアルバム賞」で3作連続3度目の受賞を果たし、またタイトルソングの「Icky Thump」が「最優秀ロックヴォーカルパフォーマンス賞」に輝いた。