Random Access Memories

ランダム・アクセス・メモリーズ

Random Access Memories（ランダム・アクセス・メモリーズ）はフランスのエレクトロニックデュオ、Daft Punk（ダフト・パンク）の4枚目のスタジオアルバム。 前作「Human After All（原点回帰）」から8年ぶりとなる2013年5月17日に、デビュー以来所属していたヴァージン・レコードを離れ、初めてコロムビア・レコードから発売された。 1970年代～1980年代初期にかけてアメリカ合衆国ロサンゼルスで流行していた音楽をモチーフにした作品で、これまでのアルバムとは異なり、エレクトロニック機器の使用をドラム・マシーンや特定のシンセサイザー、ヴォコーダーに限定し、スタジオミュージシャンによるライヴ音源を広く使用している。 Pharrell Williams（ファレル・ウィリアムス）がフューチャリングし、全世界で900万枚をセールスした大ヒットシングル「Get Lucky」を収録しており、本国フランスで3週連続1位、UKチャートと全米ビルボードでも初の1位を獲得するなど世界20ヶ国で1位となり、日本のオリコンでは3位に入った。これまでにアメリカ国内で100万枚、全世界で400万枚以上を販売しており、ダフト・パンクのキャリアで最大のヒットとなった。 第56回グラミー賞で「アルバム・オブ・ザ・イヤー」、「最優秀エレクトロニック/ダンスアルバム賞」、「Get Lucky」による「レコード・オブ・ザ・イヤー」と「最優秀ポップパフォーマンス賞」の、合わせて4冠に輝いた。