The Division Bell

対/TSUI

The Division Bell（対/TSUI）はイギリスのプログレッシヴロックバンド、Pink Floyd（ピンク・フロイド）の14枚目のスタジオアルバム。 前作の「A Momentary Lapse of Reason（鬱）」から7年ぶりとなる1994年3月28日に発売され、UKではEMIレコードが、USではコロムビア・レコードが販売を行った。 David Gilmour（デヴィッド・ギルモア）とRichard Wright（リチャード・ライト）の2人がほぼ全ての楽曲を作曲しており、前作から引き続きBob Ezrin（ボブ・エズリン）がギルモアと共にプロデューサーを務めている。 アルバムのプロモーションのために全世界で530万人を動員した大規模なツアーが行われ、1億ドル（約100億円）を超える収益が得たと言われている。 1975年の「Wish You Were Here（炎～あなたがここにいてほしい）」以来19年ぶりにUKチャートとUSビルボードの両方で1位を獲得、アメリカ国内で300万枚を販売するなど、全世界で1000万枚のセールスを達成した。 第37回グラミー賞では「Marooned（孤立）」が「最優秀ロックインストゥルメンタルパフォーマンス賞」を受賞し、念願のグラミー初戴冠を遂に果たした。